その痛み、一人で悩まないでください。 きっと解決します。
○○のお店
埼玉県所沢市小手指町3−9−14  рO120−42−4970(ヨーツーヨクナレ)
ここでは、各症状に対する見解を述べてみたいと思います。

「整体っていったいどういうものなの?」と、思われる方も多いのではないでしょうか?ここでは、「よくある質問」の中でもさらに「この症状は?」について書き込みしたいと思います。

「気になる症状」編

偏頭痛がおさまりません。何かの病気でしょうか?

頭痛には三種類ありまして、それぞれ原因が違いますので、参考にして下さい。
@ 何かで殴られたような激しい頭痛。
  これは、すぐに病院に行ってください。脳の血管が切れたときに、このような痛みが出ます。緊急事態です。お手元の携帯で、すぐに、救急車を呼びましょう。
A ズキズキする頭痛。
  これは、血圧の上昇により、血管が脳神経を圧迫していることが考えられます。本態性高血圧の方などは、薬を飲用する、などをして、血圧をコントロールしてください。
B 何かに締め付けられるような、重い偏頭痛。
   これは、頚椎のズレにより、頚椎内の動脈が締め付けられて、脳の血流不足が考えられます。
これらの中で、整体の得意分野はBの重い偏頭痛です。では、この症状についてご説明します。
頸部には頚動脈の他に、脳底動脈という、動脈があります。
脊柱のなかの、頚椎のみに、内部に二本の動脈が通って、それが脳底動脈です
その、脳底動脈が、頚椎のズレ、捻れにより、締め付けられてしまうケースが多くあります。
脳は、一番、酸素を必要とする臓器ですので、少しでも血流が不足するとすぐ苦しみ、「酸素をくれー」という信号を送る。この状態が偏頭痛なのです。
偏頭痛は、頚椎1番、2番のズレよりおこっていることが多く、矯正により、正しい位置に戻すだけで、改善するケースは多々あります。

(頚椎1番です。すぐ、後頭骨の下にありま


ぎっくり腰はどうしておきるのですか?

何かを持ち上げようとしたとき、朝、洗面所で顔を洗っているとき、グキッッと腰に痛みが走り動けなくなる。そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか?
ぎっくり腰は、西洋では
「魔女の一撃」と呼ばれています。魔女には、恨まれたくないですね。
いやいや、ぎっくり腰は、魔女の仕業ではなく、ちゃんと原因があります。
ぎっくり腰をおこす方の多くは、脚ももの後ろの筋肉(俗にハムストリングと言います)が張って硬くなってしまっているケースが多いです。
(直立の姿勢から、上半身を前に倒し、手が床に付かない方、ハムストリングが硬くなっています)
このハムストリングは、骨盤に付着しているため、硬くなると、骨盤を引き下げます。
この状態のとき、前にかがむと、骨盤は、
背中の筋肉(脊柱起立筋)とハムストリングの綱引き状態になり、「グキッ」と、仙骨と腸骨の関節が、引き剥がされてしまう状態。それが、仙腸関節系のぎっくり腰です。
この、仙腸関節に捻れが生じると、左右の脚長差が顕著に表れます。
施術としては、浮いてしまった側の腸骨をはめ込むと、意外と、その場で歩けるようになります。
このぎっくり腰の特徴は、腸骨のヘリに不安定感を感じること。前かがみになると痛みが増す、等です。
もう一つのパターンは、腰椎に捻れが生じていて、腰周りの筋肉、筋膜が緊張状態にあるときに、
無理に腰を捻ってしまったとき、伸ばしてしまったときに、筋肉、筋膜が損傷をおこす腰痛を、筋・筋膜性腰痛といいます。
この腰痛の特徴は、患部に手をあててみると、腫れて熱をもっています。「ふんっ」と、お腹に力を入れてみると、患部が痛むのも特徴です。
この腰痛は、腰椎の捻れを戻しても、筋・筋膜の損傷が自然治癒するまで、少々時間がかかります。
施術としましては、捻転矯正を行います。
その他の症状で、「脚に痺れがでています」というのは、ぎっくり腰というよりは、ヘルニア、または坐骨神経痛をおこしている可能性があります。それについては、また、別の項にゆずります。

(ここが、仙腸関節です)



膝痛はどうしておきるのですか?

(これが、縫工筋です。)

膝の関節は、人体の関節のなかで最大の関節です。その関節がどうして年とともに、渋りだし、痛み出し、変形してしまうのでしょう?
その答えを出すには、膝関節のメカニズムを考えないと出てきません。
では伺いますが、直立不動の姿勢をとると、両足の形はなぜYの字になるのでしょう?
膝関節が内側に反るから、Yの字になるんでしょう?」
では、どうして膝関節は内側に反るんですか?
と、聞かれたら、解らない人が多いと思います。
お答えします。大事なところなので、三度読み返してください。
「膝関節は、伸ばしたとき、下腿(膝から下の脛骨)が外旋し、曲げたときに、下腿が内旋します」
ようするに、脚を伸ばすと、膝から下が外側に捻れ、脚を曲げると、内側に捻れる仕組みなのです。
そのおかげで、立つとYの字になり、正座をすれば、足首も内側に折りたたまれるのです。
もうお解かりですね。なぜ、膝に痛みが出るのか?
それは、立ったとき、下腿が外旋していない場合、膝関節も内側に反ることができず、痛みも発生します。
では何故、下腿が外旋しなくなるのでしょう?
それは、老化現象により、筋肉が硬くなることから始まります。
上の図を見てください。縫工筋という筋肉で、骨盤〜脛骨をつなぐ二関節筋(二つの関節をまたいでいるということ)です。
この筋肉も、ストレッチを怠ると、例外なく、硬くなります。
そして、付着している骨盤が後方に変位すると、
そうです。もう一方の付着部分である脛骨を、内側に捻るように引っ張ります。

これが、膝関節が内側に反れなくなる(下腿が外旋できなくなる)原因です。

実際、私が今まで見てきた膝痛の方々は、たいていこの縫工筋を触ると硬くなっていて、「痛い!痛い!」と言います。
もう一つ、下腿を内旋させる筋肉に、膝下筋という筋肉があり、(膝裏にあります。)この、両筋肉を緩めた後に、矯正を行うと、膝関節の改善につながります。
ただ、覚えておいて頂きたいことは、
膝関節の施術は、骨盤の後方変位、股関節の外旋等が改善された後の施術というのが大前提で、これらが異常のままでは、膝関節も改善はしないということです。

(膝関節の矯正です)


股関節が痛みます。

股関節は、二本足で生活する我ら人間にとっては、とても負荷のかかる関節です。
普通、人の体重は、頭から腰までは一本の太い「胴」で支えていたものが、股関節において、重心を二方向に分けなければならなくなります。
そして、歩行しているとき
片足支持の間(片方の足を投げ出すとき、体重を支える軸足側)は、股関節外転筋群が筋収縮することで、骨盤の平衡が保たれています。
もし、この股関節外転筋群が筋収縮してくれなかったら・・・
歩行時、上半身ががっくんがっくん左右に振られることになります。
そこで本題。
皆さんは、立っているときにどちらか片方の足に体重を乗せている癖はありませんか?
この、片側重心のとき、体重のかかっている側の足の股関節外転筋は、鬼のような収縮力を働かせて、上半身を支えているのです。
そして、
この片側重心を続けると、股関節外転筋群は弛緩しなくなり、やがて、股関節を前方に引き出す悪さをおこします。
股関節前面(ビキニラインの少し上)に手をあててみて下さい。
そこには、大腿骨頭がありますが、触ってみて、出っ張っている感じ、そして痛みがあれば
股関節は前方にずれています。
そして、
股関節が前方にずれている足は、少し、開きぎみになる傾向があるようです。
施術といたしましては、股関節外転筋である、腸脛靭帯、大腿筋膜腸筋を緩めます。
そして、股関節を内旋方向に引っ張ること、股関節を後方の押し込む矯正を行うことで改善します。

股関節の障害は、腰痛、膝痛の原因になるものです。早めの改善を心がけましょう。




腰痛(腰痛は何故おこるのか?)


 腰痛と肩こりは日本人の「国民病」などと呼ばれていて、それだけ多くの方が患っている症状でもあります。そして、
腰痛などは、骨盤の歪みが原因であるということは、多くの健康情報番組等で言われてきました。
骨盤が歪む(捻れる)ことで腰椎も一緒に捻れてしまうのです。
では、なぜ骨盤は歪む(捻れる)のでしょう??

それは、
骨盤周りの深層筋肉が関係しているのです。

人は、立つときに、軸足(重心を乗せる側)と蹴り足(いつも踏み出す側)とを使い分けています。
そのときに、重心の乗る軸足は、体重を支えるために、
股関節前面にある恥骨筋臀部にある梨状筋に力がかかります。
しかし、
反対の蹴り足は、いつも最初の一歩を踏み出すために足を持ち上げる腸腰筋(下腹部から股関節に通る)が張る傾向があります。
この左右のアンバランスな深層筋肉の張りが骨盤の捻れをつくるのです。
この、左右の深層筋肉の張りを取らないかぎり、骨盤の歪みのみを正しても元に戻ってしまいます。

ただ、深層筋肉以外の原因で骨盤を歪ませることがあります。

それは腹部の張り、硬さからくるものです。

え?何で?
と思われるかもしれませんが、
脚ももの内側に腹部(小腸)の反射ラインがあり、腹部に張り、硬さがあるとその脚内ももにも張りが出ます。
この内ももの張りが股関節を引っ張ってしまうのです。
お腹の柔らかさも非常に腰痛と関係しているのです。


恥骨筋   
梨状筋




肩凝り(肩凝りは何故おこるのか?)

本来、日本人は撫で肩の体型の人が多く、その撫で肩が浴衣によく似合い、
「浴衣美人」などと言われますが、その国民的特長が肩こりを作っていることは否めません。
しかし、肩が凝る人と凝らない人がいますが何故でしょう??

肩が凝る方々に見られる典型的な特徴がありますので記載しておきます。

@ 姿勢の悪さ
頭の重さってどのくらいあるのでしょう?約4〜5kg。
ボーリングの玉とほぼ同じ重さです。この「頭」が横から見たときに、肩に位置より前方に出ているなら、頚椎のCカーブの喪失により、頸部の筋肉が引っ張られていることが考えられます。
A 筋膜の癒着
肩が突っ張っている感じをうけたことはないですか?
「肩が張ってしょうがない」とおっしゃる方。そういう方は肩部周辺、背中周りに筋膜が癒着して引っ張っていることがあります。
筋膜とは筋肉を覆う膜で、全身を覆っています。(全身網タイツを着ている感じを想像していただくとわかりやすいかも。)その筋膜が、寒さや疲れにより筋肉と癒着してしまい、すべりが無くなっている状態が筋膜の癒着です。
B 腕の張り
「肩に何かが乗っているように重い」
と思われる方。水子の霊が乗っている。などと縁起でもないこと言う人もいますが、そんなことはありません。そういう方は腕の使いすぎにより、腕の筋肉の張りが肩を引っ張っているケースが多いのです。実際、上腕骨や上腕の筋肉は肩甲骨にぶら下がっているので、当然といえば当然と言えます。



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